交換したSSDにUSBメモリースティックからWindows7をインストールしてみました
先日、知人にデスクトップパソコンを譲って頂きました。
少し古いパソコンなので起動が遅くどうしようかと思っていたところ、SSD(ソリッドステード ドライブ)を使用するとウィンドウズの起動がものすごく速くなると教えていただいたので、ぜひともやってみようと思いアマゾンでSSDを購入しました。
デスクトップパソコンに追加したSSDでWindowsを使うには、新しくwindowsをインストールしなくては使用できないようなので、以前iMacでWindowsを使用するために購入したWindows7 HomePremiumをこちらにインストールすることにしました。
WindowsをインストールしたiMacはDVDドライブが付いていないので、この時もUSBメモリースティックからWindows7をインストールしました。
iMacにインストールした時のファイルがそのまま残っていたのでそちらを使用することにしました。
Windows USB/DVD Download ToolにWindows7を入れる
USBメモリースティックからウィンドウズ7をインストールするにあたり、どうしたらよいか調べてみると、マイクロソフト社から公開されているWindows USB/DVD Download Tool(WUDT)というツールを使うと簡単にインストール出来るようなので使ってみました。
Macから移動したファイルだと99%でエラーがかかる
手順として参考にしたのは以下のサイトです。
まず、iMacからUSBメモリースティックにwindows7のファイルをコピーをし移動。
次に、USBメモリースティックから、ウィンドウズパソコンのデスクトップ画面にファイルをコピーし移動。
ウィンドウズパソコンのデスクトップ画面へファイル移動が終了後、USBメモリースティックをフォーマット(クイックフォーマット)。
フォーマットが完了した後、Windows USB/DVD Download Toolを起動。
あとはサイトに記載されている手順どおりで
・ステップ1のISOファイルを選択
・ステップ2でメディアの種類を選択するで「USBデバイス」を選択
・ステップ3でUSBメモリをUSBポートを挿して「コピー開始」を選択
ここまで順調だったのですが、あと1%で終了のところでエラーがかかりストップ。
何回行ってもエラーがかかるので、ファイルが壊れているのかと思い一度作業を中断しました。
Google Drive(グーグルドライブ)からダウンロード
完了することが出来なかったので、パソコンのDVDドライブからWindows7の入ったDVDを入れインストールしようとしたのですが、以前、無料で使えるオンラインストレージサービスのGoogle Drive(グーグルドライブ)にもファイルが保存してあったのを思い出しました。
今度はGoogle Driveからダウンロードし、もう一度、Windows USB/DVD Download Toolを試してみるとエラーも無く上手くいきました。
Macから移動したファイルが壊れていたのか確かめようと思い、
Google Driveからダウンロードした同じファイルを再度Macに移動、そこからまた移動しなおしてみるとまたエラーがかかったので、どうやらMacからファイルを移動するとエラーがかかるようです。
BIOS(バイオス)設定でHDDの起動からUSBメモリーの起動に変更
まずはBIOS(バイオス)設定画面でUSBメモリーを起動するように設定を行わなくてはならないそうです。
USBメモリでインストールしようとしている、DELLのデスクトップパソコンでは起動開始後に表示される、DELLのロゴマークが出ている画面で「F12キー」を数回押すと設定画面が現れます。
設定画面で一番上に「USB KEY:I−O DATAUSB Flash Disk」の表示が出ているのでこちらを選択しました。Enterキーで終了です。
ウィンドウズ7のインストール開始
Windowsが再起動されインストールが開始しました。
ディスクパーティッションを選択します。
インストールが速いです。DVDでインストールを行うのと比べ格段に速い!どんどん進んでいきます。
ですが、順調かと思ったのもつかの間でした。
パソコン再起動後、再度初めからインストールを開始してしまう
再起動して次のステップに移行と思っていたら
また、インストールの画面が現れました。
もう一度行ってみましたが、再起動後、またインストールの画面が現れます。
これはおかしい。
USBメモリースティックを本体から取り外す
やっと気付いたのですが、BIOS(バイオス)設定画面でUSBメモリーからの起動を選択したので、再起動後もUSBメモリーが選択されてウィンドウズのインストールが再度始まったようです。
次は再起動前にUSBメモリーを本体から取り外しました。
インストール終了後、oldファイルが出現
インストールが完了し、ほっと一息。
ふとドライブの容量が何か少ないことに気付きました。
すでに半分近く使用していました。何かがおかしいと思い原因を調べているなにやら大きな容量のファイルがありました。
名前を見ると「Windows.old」と記されたファイルが、しかも2つ!
ひとつが約20Gあるので非常に大きいファイルです。
どうやらこのファイル達がドライブの容量を圧迫している原因のようです。
HDD起動で元々あったWindowsを起動しSSDをフォーマット
このまま使用したり、2つあるoldファイルを削除しても問題がないのかもしれませんが、約半分の容量がすでに使用されているのはもったいないので、再度インストールし直すことにしました。
BIOS(バイオス)設定画面で元々あったHDDを選択しそちらに入っているWindowsを起動、そこからSSDドライブを何もない状態に戻すためにフォーマットをしました。
再度インストール開始、成功と思ったら今度はインターネットが繋がらない
再度ウィンドウズのインストールを実行、先程の失敗も踏まえ、今度は上手く行ったように思えましたが、インターネットにつながらないことが発覚しました。
なかなかすんなりと行かないものですね。LANケーブルを差し込んでも表示がバッテンのままでインターネットに接続できません。
無線子機を使用、無線接続でインターネットが使えるようになりました
昔に使用していた無線子機があったのを思い出したので、探して使用しました。
こちらの方法ではインターネットにつながったので、まずは一安心です。
最終的にドライバーDVDで有線接続でもインターネットに繋がようになりました
無線子機を使用するにあたり、ドライバーCDを入れて無線子機を使えるようにしたので、有線での接続でもドライバーを入れないと出来ないのではと、気付きました。
調べてみると、やはりドライバーDVDが付属していたみたいです。
知人に譲っていただいた時にドライバーDVDはなかったのでインターネット上でないか探してみました。
DELL製品のパソコンなのでDELLのホームページでインターネット接続に該当しそうなドライバーを全てダウンロードしインストールして試してみたのですが、インターネットがつながりません。
知人に連絡して、ドライバーDVDを探して頂いたところDVDがありました。
探していただいたドライバーDVDからドライバーをインストールすると、LANケーブルの接続でも無事インターネットにつながりました。これで安心です。
Windows Updateがさくさく進みます。
まとめ
いろいろすんなりと行きませんでしたが、USBメモリーを使用したWindowsインストールは、普通にインストールDVDを入れてインストールするのとほぼ変わらないのでインストールのスピードが速い分こちらの方法がよいと思いました。
また、USBメモリーはコンパクトで場所を取らず、裏面に傷がつくとエラーがかかってしまうDVDではないので傷もつきません。
次に再インストールする機会があれば、またUSBメモリーを使ってインストールしたいと思います。
あと、SSD(ソリッドステートドライブ)は速いですね。
起動ボタンを押すとあっと言う間にWindowsが立ち上がります。同じパソコンだと思えないくらいなので、とてもビックリしました。
多少手間がかかっても、その手間が忘れてしまうほどのスピードの速さに、次からはSSDを搭載したパソコンじゃないと使えないと思ったほどです。
以前使用していたノートパソコンもまた、機会があればSSDに交換したいと思います。
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