布団の種類で違う毛布の使い方を教えてもらいました
最近寒くなったので、毛布を見に行ったのですが、その時に毛布の正しい使い方を教えていだきました。
布団の種類や毛布の素材によって、それぞれ最適な使い方が違うようです。毛布は布団の下にかけるものだけだと思っていたので目からウロコでした。
布団が「羽毛布団」の場合
布団が羽毛布団の場合、毛布のかける場所は、毛布の素材によって上にかけたり、布団の中とそれぞれ違うそうです。
羽毛布団は、布団の中の羽毛が身体の体温によって膨らみ暖かくなるそうなので、基本的は布団を直接身体に触れるようにすると良いとのことでした。
毛布の素材が、アクリルやマイクロファイバーなどの「化学繊維」の場合
毛布の素材が、アクリルやポリエステル、マイクロファイバーなど化学繊維系のものだと、吸湿性が低く、熱を逃しにくい性質があるそうです。
その場合は、毛布を布団の上にかけるのが良いとのこと。暖かい布団に熱を逃さないようにするためにフタをするイメージです。
ウールやカシミヤ、シルクなどの「天然繊維」の場合
毛布の素材が、ウールやカシミヤ、シルクなどの天然繊維の場合は、逆に布団の下、または、体の下にすると良いそうです。
ウールやカシミヤ、シルクなどの動物性繊維は、羽毛布団より吸水性が高くて蒸れにくく、また、熱を蓄える性質があるそうです。
この場合、毛布を布団の上にかけてしまうと、せっかくの性質が活かされずもったいないそうです。
綿布団など「羽毛布団以外」の場合
布団が羽毛布団以外の場合は、毛布は布団の中が良いそうです。
綿布団やポリエステルなどの化学繊維で出来た布団の場合、羽毛布団ような効果がないそうなので、布団の下に毛布をかけたほうが暖いそうです。なので、毛布を布団の上にかける場合は「羽毛ふとん」限定ですね。
床冷え、底冷えする場合は身体の下に毛布を敷くと良い
フローリングの床に直接布団を敷いたりする場合は、床冷え、底冷えで布団の中が寒い場合がとても多いらしいです。
その場合、断熱マットを敷くのもひとつの手だそうですが、代わりに毛布を身体の下に敷くと、布団から熱が逃げていくのを緩和するので、暖かくなるそうです。
また、熱の約7割ほどが敷布団から逃げていくという研究結果があると言っていました。
ただし、毛布だと寝ている間に、寝相の悪い方など毛布がズレたりするので、起毛系の敷きパッドを使った方が隅もゴムで止められ、ズレなくてよいようです。
一度毛布を体に下に敷いて試してみましたが、朝起きると下に敷いてたはずの毛布が消えていました。